日本の国内政治について

先日東京都知事選挙がありましたが、今までの選挙とは違う選挙になりつつあることを感じました。

 

まず、50人を超える候補者。N党が17人も候補者を出していることもありますが、それを除いてもかなりの人数です。今まで選挙は若い人の関心がどんどん薄れているものだと思いましたが、今後は高まると思います。

これは供託金で300万円の縛りがあっていい加減な候補者が出ないような仕組みを作っていたにもかかわらず、候補者の多くは選挙に当選を目的としていませんでした。

 

広告として300万円払っても価値があるという事です。

これはそれだけ広告が蔓延していて差別化に繋がること。そして、そもそも300万円の供託金がインフレにより価値が下がっているのではないかという事です。

 

これは選挙の制度を見直すきっかけになると思います。

 

それと、大きいのが立憲民主党の候補である蓮舫氏が、現職の小池氏の批判票の受け入れ窓口にならず、安芸高田市長の石丸氏が2位となる得票数を獲得しました。

 

これを見た外国人投資家は、今後も自民党が政権を維持すると観測し、株価は上がりました。

 

私はこの結果を「自民党の信任」として捉えるのはちょっとおかしいと感じています。

岸田政権が支持率低迷している行われた選挙。

都知事選が国政にも大きな影響を与えると考えるのは自然ですが、現職の小池氏は「自民党」の候補として選挙に臨んだわけではないという事です。

 

同時に行われた都議補選では自民党は議席を大きく失っています。

 

蓮舫氏の主張はかなり若者にフォーカスを当てた政策論だったようですが、具体的な政策論争で戦った蓮舫氏ではなく、SNSで自分のキャラクターと政治姿勢を見せた石丸氏の方が信任が高かったのです。

 

私は一つに「旧来の政治構造ではなく、若い(実力のある)新勢力に政権を任せてみたい」という要望が高くなりつつあることです。

その意味で小池氏も蓮舫氏も旧来の対立構造でした。

 

これは私の味方では今後急速に力を失っていくと思ってます。

理由はベビーブーマーが平均寿命を迎えつつあることです。

 

今後の国政に私が期待したのは維新の会ですが、維新の会も旧来の議員を吸収した結果、地方自治体で手腕を発揮した若い力が国政に改革を起こす、というイメージは失われつつあると思います。

 

私は維新の会の、そういう地方自治体で手腕を発揮して国政に出るという所に石丸氏との共通点があると思います。

もう一度そういう議員構成に立ち直って維新の会を改革していけば与党になる可能性があると思います。