さて、さして宿泊業の事を知らないくせに、宿泊業がこれから変わるだろうことを予測してみます。
一つ大きなことはコロナです。
コロナによって宿泊業は大変な影響を受けました。
政府の支援もあってなんとか生き延びましたが、これから宿泊業は大きく淘汰されることになると思います。
もう一つ、コロナによって進んだことがあります。
それは、リモートです。
これはインターネットの出現により、いろいろなことがリモートでできるようになりました。
しかし、今までの商慣習もあって進まなかったリモートでできることが一気に進みました。
オンライン会議、オンライン面接、オンライン営業、オンラインカウンセリング。
オンライン診断、オンライン販売。オンライン外交。
いわゆるリモートワークです。今後は車も、工事の重機もオンラインで稼働するそうです。
これによって、人は仕事で動かなくなりました。出張や通勤の数はこれからも減り続けるでしょう。
これによって都心のオフィスがどんどん空いてきています。
ビジネスホテルなどは変革を迫られることになると思います。
そして、リモートワークは日本にいて外国の企業で働く機会が増える事を意味します。
今までも外資系の企業で働くという事はあっても、もとは日本の企業が外資に買収されていたり、実態は日本企業だった利したのですが、今後は日本の法人と外国の法人のシームレス化がより進むことになります。
ここで、もう一つ大きな理由が「働き方改革」です。
今までの日本企業の働き方を見直そうという動きが活発になっています。
これは日本政府の主導のもと進められてきた改革と、外資とのシームレス化によってより一層進むと思います。
これは観光地に立脚した宿泊業は変革を求められることになります。
今までは大型連休など繁忙期に値段を上げて集中的に収益を上げる構造でした。
しかし、働き方が変わることによってこれからは繁忙期という物の見方が変わってくると思います。
もう一つ、今までの観光は「安・近・短」と言われてきました。休みが短いために、2泊3日で近場で旅行する、リフレッシュが目的なのでとにかく安い所ならどこでもいい。というニーズがメインでした。
しかし、今の日本は中間層が少なく、低所得者かパワーカップル、または「億り人」のような高所得者になるので、安いゲストハウスか一棟貸しの高級オーベルジュ、4つ星5つ星のリゾートホテルが幅を利かせる時代になると思います。
そして働き方改革とリモートワークによって滞在型の宿泊施設が有利になると思います。
旅館やホテルが強みにしてきた夕食が豪華な「懐石料理」は毎晩食べるのに向かないのです。
そして近年言われているような観光は「モノからコトへ」変化を遂げていくのだと思います。
今のインスタなどへの「映え」を意識したコンテンツ作りはお土産や名産を売りにしてきた観光地とは変化を遂げていますが、私はインスタの「映え」は一時的なものだと思っています。
ただ、その場でやったことをすぐに他人と共有できるSNSの力は大きいです。
具体的に次に何が来るか。知りません。
