補陀落渡海

熊野の信仰の中で、補陀落渡海という物があります。

私はこの補陀落渡海と熊野古道はあまり関係ないように感じるのですが、熊野が自然信仰である一つに、この神道でも仏教でもない、補陀落渡海という信仰があります。

補陀落渡海をする人は仏僧なので「仏教だ」と言われてしまうかもしれません。

仏教の教えから派生した捨身行なのでまぁ仏教ですが、仏教に帰依した人全体からするとかなり異端だと思ってしまいます。

 

これは那智山の方でで行われていたようです。那智山。熊野三山の中ではより、仏教色の強い街です。那智の滝をご神体として飛龍神社がありますが、この那智の滝で滝行をしたり、西国三十三か所霊場の再興者である花山法皇が千日修行した場所で、特に修行の地というイメージが強いです。

 

那智には熊野聖が隆盛の時は7つの本願所があったそうですし、那智大社の隣の青岸渡寺は元々那智大社と渡り廊下で繋がっていたそうです。(今は繋がっていません。廃仏毀釈の影響でしょうか)那智大社の前に護摩炊きがありますが、本宮でも速玉でも、大社の前で護摩炊きをしていません。