サンティアゴ・デ・コンポステラはスペイン語でサンティアゴ大聖堂の事です。
スペインガリシア州の州都であるサンティアゴ・デ・コンポステラですが、9世紀の後半にこのイベリア半島でキリスト教を布教したヤゴブの遺骸が見つかりました。
聖遺物伝説というのをご存じでしょうか?私は映画「インディ・ジョーンズ」が大好きだったのでs、その三作目の「インディ・ジョーンズ最後の聖戦」を思い出すのですが、あの聖杯伝説なども聖遺物の一つですね。
サンティアゴも熊野古道と同じように約千年の歴史があり、様々な変化を遂げるのですが、最初は聖地エレサレムやローマが巡礼が困難になる中、キリスト教勢力の復興させる運動の拠点でした。
その後、このヤコブの遺骸が聖遺物として奇跡の力を持っていることが知れ渡ると、その奇跡を求めて巡礼者が増えます。カミーノを巡礼することで罪が許される「免罪符」がもらえるなんて言う時代もあったそうです。
この巡礼さえすれば罪が許されたり、のちの世にはこの免罪符が売り物になったりして、巡礼文化が退廃していきました。こういう聖遺物が崇敬(キリスト教は偶像崇拝が禁止なので崇敬)されたり、免罪符などローマ・カソリックは本来のキリスト教から本来のキリスト教の形から変化しすぎているのではないか、と感じたのが宗教改革なんだと思います。
(すごい乱暴な言い方ですいません)
プロテスタントが巡礼や偶像崇拝を嫌うというのは、こういう原理主義的なことなんだと思います。
こうした宗教的な変化、そして戦乱などの影響もあり、一度は行方不明になっていた聖ヤコブの遺骸が19世紀にもう一度発見され、巡礼は復活しました。第二次世界大戦を経て1980年以降、巡礼路が再び整備されることになります。
今のサンティアゴ巡礼は様々な人と地域から巡礼者が来ます。カソリックの敬虔な信者も巡礼されますが、無宗教な人もかなり多く、中国や台湾、韓国人なども増えています。
